第19回 教えてウメッティ!
子どものサッカーで悩んだ時に開く100の扉」


 

人生辛いこともあるのだから、子供のうちにも耐えること、何とかすることも大切…。
分かります。でも今回の決断に至るまで本人が葛藤する時間が少なくはなかったですよね。
 
少なくとも三ヶ月以上も悩み続けた。その経緯を考えると今回は避けたのでも逃げたのでもなく
「自分らしくあること」を選択したのでは?
 
大人になってからもあることだからといって不完全なメンタルの子供のうちにも同じ経験が必ずしも必要でしょうか?
 
例えば算数。
 
大人になって難しい計算をする前に、足し算引き算など年齢にあったことを学びますよね。
 
彼は充分耐え自分とも向き合ったのだろうと思います。彼なりに考えたことを尊重すべきだろうと思います。
 
その選択がベストかは分かりません。ただ友達、サッカー、コーチ、親など複雑なものが自分を取り巻いていて自身の選択によるリスク的なものを経験した。
という点では人生を学ぶ機会になったはずです。
 
なにも辛いことにただ耐え続けることが人生を学ぶことではないと思います。

(ウメ)

 
 

本人は、いまは少し後悔しているみたいだけどね。
前も話したかもしれないけれど、彼にとってサッカーは友達と過ごす場。仲の良い友達がたくさんいたから頑張ってこられた。でもコーチとの事があって辞める決断をした。いままでずっと一緒に過ごしてきた友達がいなくなって初めて自分の決断の重さを感じているみたい。
(親父)

 
 

そういう感情を学ぶのがたまたまサッカーという大好きなスポーツでよかった。
今回の経験はこれからあらゆる場面で迫られる選択を、より慎重により大胆にしてくれる一つの要素になりますね。

(ウメ)

 
 

そうだね。で、大切なのは今後どうするか、この経験をどう活かすかだと思うけど、親はどう見守っていく事が大切だと思う?
(親父)

 
 

選択(決断)→現象→改善・・・この繰り返しですね。人生もサッカーも。
 
僕の経験からで恐縮ですが・・・
 
ちょうど5年生の夏、一時僕もサッカーをやめました。暑い中で練習がつらくて。なんでこんなつらいことしてんだろ?って。
でもやめると言った日、仕事から帰ってきた父親が何事もなかったように
「また明日から練習行くって監督に言っておいたよ」って。
 
ボクすごくうれしかった。
サッカーが嫌いなんじゃなくて、辛いことから逃げたかっただけだったから。本当はサッカーはしたかったから。
お父さんが応援してくれてる!ってね。そして「親が行けって言うから」って友達にも言い訳ができる(笑)。
 
子どもの様子を観ましょう。
 
また戻りたいと言ってきても「お、そうか」
 
別のチームでやりたいと言ってきても「お、そうか」
 
で、ここからが大事かな。
 
いずれの決断にしても「なんならお父さんがコーチに言ってもいいぞ」って言ってほしいですね。もちろん、本当に言うつもりはなくて良い。

(ウメ)

 
 

前進しようとしている子供の背中を優しく押してあげる。ということが大切なのかな。
(親父)

 
 

「自分で言え」って突き放さないでほしいですね。もちろん自分で言えるのが望ましいとは思います。でも今の不安な心境や、大事なのは形ではなく将来であることを考えると‥‥。
そう、寄り添うことが大事じゃないかな。
いつも我々が大事にすべきは何か、同じことを言っていますよね(笑)。まずは本人の選択・決断・意思を尊重すべきではないでしょうか。
 
もちろん答えは一つではありませんが、親の「こうしろ、あーしろ」は不要だと思います。
 
アドバイスは求められたときに最小限に。
 
良かったか悪かったかはこの経験をどう生かすかでわかるのでは?

(ウメ)

 
 

そうだね。(親父)

 
 

とにかく、何となく継続したりやまわりに流されずに自分で決断したことは素晴らしい自立の一歩だと思います。
 
親が指示してしまうと「だって親が‥‥」と言い訳の材料を与えてしまうから。僕の場合は、たまたま良い言い訳の材料をもらえたけど(笑)
 
決断を迫ることも必要。
 
でも決断を待つことも大事。
 
より難しいのは「待つ」ことですけどね。

(ウメ)

 
 

ブログ:ウメッティ日記

 

◀◀第18回


 

コメントを残す

 

 

 

これらのHTMLタグが利用可能です

<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>