第21回 教えてウメッティ!
子どものサッカーで悩んだ時に開く100の扉」


 

新チームに入って2カ月。
 
素晴らしい指導者、そして素晴らしい仲間に恵まれて
失敗しても笑顔でプレーできるようになったね。
最近はサッカーを楽しんでいるのがよくわかる。
技術的にはまだ大きな変化はないかもしれない。
相変わらず球際では腰が引けてしまうし、
前を向いて自分で崩すより
パスを選択してしまう。
 
たった一人で全員抜いてゴールを決めた
2年生の頃の、いい意味での無謀さも、
まだ影を潜めている。
でもそれはいずれ自分で気が付いて
努力するに違いない。
自分の足で歩いて行ける。
 
いまきみは夢の扉を
開けようとしているのかもしれないね。

 


 
 
教えて、ウメッティ!

 

「しなやかに力強く天を目指して、あっという間に大きくなると思われている竹の成長は、何年もかけてしっかりとした根っこを、地中に張り巡らせていてこそのものである」
ということ。結局、この言葉が本当の意味で心に響くようになるまで、ジュニアが5年生になるまでかかった(笑)
 
最近、ジュニアは「俺、足が速くなりたい!」と言って朝走り始めた。
で、自分はそれに対して「サッカー選手はただ足が速い事よりも、ドリブルでボール奪われない事のほうが大事だから、ボール蹴りながらやれば」と提案した。
そしたらジュニア、「俺は足が速い選手になりたいんだから、良いの!」って。
こんな感じでやる気になっている時は、多少、方向性ずれてても、アドバイスしないほうが良いのかな?
(親父)

 
 

自分自身でやる気になっていて「やってみよう!」と思っている事に対しては、口を出さない方が良いと思います。
基本的に、何事も口を出さない方が良い。
意見を求めて来たら、最低限のアドバイスをしてあげたら、それで十分ですよ。(ウメ)

 
 

つい余計な事を言ってしまうんだよね、良かれと思い…..。
ボール扱いは本来、うまいはずなのに、ほとんどボールを扱う練習はやらない。
なぜか走ったり、筋トレ的なメニューが好きなのよ(苦笑)。
(親父)

 
 

指導者講習でもインストラクターがよく言う言葉があって、
「それはあなたのアイデアの押しつけでしょ」って。
「子どもの発想、チャレンジをどんどん促しましょう」ということですよね。
自分の知っているサッカーが、必ずしも正しいとは言えない、という事を理解しておかなければと思います。
「教える!」ではなく「意欲を引き出す!」のが良い指導者ですよね。(ウメ)

 
 

そうだね。竹が伸びてくように、根を張る作業の邪魔をしてはいけませんな(笑)。
ただ最近、タイムを測るドリブル練習は楽しみにしてくれている。タイムが縮まっていくのが楽しいみたい。ドリブル自体がうまくなるより、タイムが縮まるのが嬉しいようです。
それで良いのかな(苦笑)
(親父)

 
 

もちろんいいと思いますよ。
少し話は戻りますが、練習方法としては、サッカーだからフィジカルもボールを使うという考え方があるし、身体に特化して負荷をかけるためにボールを使わないという考え方もある。どちらも、サッカーを強化するという目的は同じですが、アプローチが違うんですね。
もしかしたら、もっと違うアプローチもあるかもしれない。
それは常識にとらわれない、子どもの自由で柔軟な発想からこそ生まれるかもしれない。
 
やってみる、改善する。
 
この繰り返しの中で根気を知り過程に楽しみを感じられるようになる。これが遠回りに見えて、実は上達の近道なのでは?と思います。
そしてこれは、サッカーに限らず人生でも当てはまりますよね。
サッカーを通して、どんな壁も乗り越える事の出来る能力を育てる事が大切ではないでしょうか。
(ウメ)

 
 

なるほどね。
いずれにしろまた一緒にサッカーの練習ができるようになっただけでも素直に嬉しい。しかも以前と違って本人が乗り気になってくれている。ここから1年、中学に上がるまでの時間は、親と子の関係を深めるためにも、本当に大切に過ごさなければと思う。
親と子のゴールデンエイジならぬゴールデンタイムにしたいなと。
(親父)

 
 

「サッカーやろう!」と言ってきたら
「えーっ!? キャッチボールしよう」と言ってみてください。
サッカー熱が上がると思います。幼児のイヤイヤ期の心理コントロールを応用して(笑)(ウメ)

 
 

とにかく、本人のやる気を引き出すには無理やりやらせてもダメだね。
あと、命令は絶対駄目。結構、我慢は必要だけど、この貴重な時間はもう一生手に入らないと思うと、どうにかできそうな気がしています。
(親父)

 
 

親の焦りは、子どもに伝わるものです。焦りに限らず、親の感情は子どもに伝わっているものです。親が愛情を持って「見守る」ことができれば、子どもも落ち着いてサッカーを楽しめると思います。
同じように「できる」という期待を持って接していると「期待通りの成果をだす」という心理学的な現象(ピグマリオン効果)もあるといわれていますしね。(ウメ)

 
 
 
 

 
 

つづく….

 
 

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