第二十三回

「文化の違い」
 
私は高校卒業後、アルゼンチンに渡りました。
まず衝撃を受けたのは、
ステイ先のご近所の方とのミニゲームでした。
 
ゴール前でパスを受け、すぐに味方にパスを出したのですが、
「なぜお前はシュートを打たない」と強い口調で言われました。
彼らは、相手がいようといまいとゴール前で迷わず強烈なシュートを放ちます。
100㎏近いおじさんや中学生など年齢やサッカーのスキルは関係なしに、とにかくみんな勝利に対して本気でした。1つ1つのプレーに対してもボールがラインを割った割らないと本気での口論が起きます。
しかし、ゲームが終わるとみんな仲良く談笑しながら、ご飯を食べます。
ゲームとはいえ本気でやるからこそ得られる楽しさを目の前で体感しました。
 
日本であれば、試合中ですら相手が目の前にいれば気後れして弱いシュートになったり
シュートが打てるタイミングなのにあえてパスをたくさん回したりなどのプレーがしばしば見受けられます。遊びのゲームでは尚更でしょう。
 
国民性の違いでしょうか、近所おじさんたちの遊びのゲームでさえ、アルゼンチンではあんなにも本気で勝利に拘っていました。そのことは私に驚きと、なぜアルゼンチンがサッカー強国なのかを教えてくれたように思います。
 
現在指導に当たっているチームでは、
私自身がアルゼンチンで体験したこと感じたことがチーム理念に強く影響しています。
 
その中の1つ、子供たちに本気でやるからこそ得られる達成感を味わってほしい。
 
 
私が日本のサッカーで感じることは選手たちの感情表現が非常に少ないということです。
小学生・中学生の試合を観ていても淡々と試合が流れ、
勝ちたいという気迫が伝わってくるような試合になかなか出会えないのが残念ながら現況です。
全力でやるからこそ、「勝ってうれしい」「もっと上手くなりたい」「負けて悔しい」などの本気の想いが生まれると思います。
選手の全力を引き出すにはどうしたら良いか、
試合で全力を出すために、どういう練習や声掛けを心がけるべきか、
JFC FUTUROではサッカーの技術・戦術だけでなく、選手がサッカーに対してどう取り組むか。という選手の心の部分に最も重点を置いて指導しています。
 
 

鈴木 友氏が代表を務める JFC FUTURO
www.futuro.0458152882.com

 

鈴木 友氏のFacebook
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